革の表情あれこれ

皆さまこんにちは!奥山です。

お花見シーズンもいよいよ後半。
過ごしやすい気温と爽やかな風が心地よく、お散歩が楽しい季節ですね。

先週末からゴールデンウィークに入られた方もいらっしゃるでしょうか。
これからの方は、お出かけの予定はもう立てられましたか?

新年度に頑張った分、ぜひゆっくりリフレッシュしてくださいね。

さて、今回は長島店・竜王店に入荷している革の表情の違いをご紹介します。同じように見えるレザーも、近づいて見ると面白いですよ。


⚪︎スクラッチ加工

まずはお馴染みのこちら。

細かくくるくると引っ掻いたような傷が特徴の〈ケントレザー〉です。この表面の加工は「スクラッチ加工」といい、金属のブラシでわざとつけられた模様になります。

遠くから見るとモヤモヤと色むらに見える場所が、スクラッチ加工が強く出ている部分です。

手触りはざらざらとしており、和紙を彷彿とさせます。

 〈ケントレザー〉の名の通り、紙のような質感が他のレザーにはない独特な雰囲気を醸し出しています。

⚪︎ロウ引き加工

独特なロウ(ワックス)引き加工が施された〈ブライドルレザー〉。

熟練の職人により手作業で塗り込まれたワックスの跡がまるでアートのようです!

ボルサカーサでは珍しいロウ引きのレザー。革表面にワックスを塗り込み、革の芯まで染み込ませることで表面に白い粉として浮き出るのが特徴です。

落ち着いたワインカラーはシックで上品。キャメルはアーティスティックな雰囲気です。

硬く

⚪︎プルアップ効果

4種類のオイルをブレンドし、革の繊維までじっくりと染み込ませた〈クロムエクセル〉

触るだけでオイルが潤沢に染み込んでいるのがわかるほど、歴史あるタンナーが手間と時間を惜しまずつくるレザーです。

ぎゅっと折り曲げるとオイルが移動し、曲げた部分が元の色より明るい色になります。それが「プルアップ」と呼ばれる効果です。

よく見ると、縫い目のところがプルアップしてるのがわかります。

オイルがたっぷりと染み込んでいるため、ケアはせずガシガシ使っていただくのがおすすめです。

アメリカのレザーということもあり、ワイルドな雰囲気に仕上がりますよ。

⚪︎シュリンク加工

つぶつぶの表情がなんとも革らしい。「シュリンク」加工を施したイタリアンレザーです。

シュリンク加工とは、熱や薬剤を加えて革の表面を収縮させ、シボを出す加工のことです。

人間の皮膚を間近で見た時のような、細かいちりめん模様のようなものもあれば、元々ついていたかのような大きなシボが入っているものもあります。細かければ上品な雰囲気、大きなシボはナチュラルで個性的。

元は定番の「オイルドバフレザー」ですが、加工一つで全く違う表情になるのが面白いですね。

こちらもオイル分が多い革のためとてもしっとり。さらにシュリンク加工でより柔らかな質感に仕上がっています。

部位によって出るシボは様々。色によっても印象が違って見えますよ。↑

定番のブラックもこんなに個性的!

なりたい雰囲気にあわせてレザーを選択できればあなたはもうレザー上級者!革を間近でご覧になったことがないという方は、ぜひ店頭で確かめてみてください!