☔️雨に濡れた場合💦革はどうなる?

皆さまこんにちは、奥山です!

8月も半分!お盆休み皆さまいかがお過ごしですか?🌻旅行や帰省などで遠出される方が多いでしょうか。不安定な天気が続きますが、皆さまどうか楽しいお盆をお過ごしください!

今回のブログでは急な雨に降られた!水滴が付いてしまった時の革の状態をご紹介いたします。

革は水に濡れるとシミができて扱いにくいイメージ…ですが、革は本来水とは仲良し、と言われています💧(皮をなめす過程で水に漬けるため親水性があるそうです)

ボルサカーサがメインで使っているオイルドバフには名前の通りオイルが含まれているため、乾かす手順が重要となります。今回私の私物を使ってご紹介!

※使用年数約2年、経年変化が進んだ物です。

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急な雨に降られ、細かい水滴が付いてしまいました…2枚目の写真は水滴が付いてすぐ、革に水分が染み込んだ様子。黒っぽいシミが点々とできてしまいました💦ここでやってはいけないことは、無理にドライヤーの熱で乾かしたり、太陽の日の光に当てたりすることです。

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今回はまずハンカチで優しく抑えるように水分を取り、暗くて涼しい場所でゆっくりと乾かしていきました。※擦るように水分を取ると染料が抜ける可能性があります

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約50分後…シミはほとんど目立たなくなり、濡れる前の状態のように!またいつものように使用していただければ更に馴染んでいきますが、無理に乾かそうとすると水分と一緒にオイルが抜けシミになる原因となりますのでご注意下さい⚠️

人の肌と同じで保湿が大切!なのですが、もともと入っているオイル分が多めな事と、日々の使用で手の油分などが足されるため、特にケアは必要ないとお伝えしております😊

逆を言えば使用せず放置したままだとカサカサと乾燥してきてしまうため、休日だけしか使わない、冬の時期しか持たない鞄などは定期的に革の状態を見ていただけると長く綺麗に使っていただけるかと思います👍

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そして翌朝の様子。目立ったシミは無くなりました!一安心…。

今回は使用して時間が経ったものを使用しましたが、次回は新品の革の状態ではどうなるか実験してみたいと思います!

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