こんにちは、BORSACASAの早川です。
最近は暑い日が連日続いていますが、皆さまお元気でしょうか。
歩くだけで溶けそうな暑さで、陽射が眩しく世間ではもうすぐ夏休みが始まるのかと肌で感じるこの頃です。
本日は革の経年変化(エイジング)についてお話したいと思います。
そもそも経年変化が楽しめる革は、植物タンニンで鞣された革(ナチュラルレザー)のみです。
BORSACASAが使用する革「オイルドバフ」は、イタリア・トスカーナ地方に伝わる「バケッタ製法」で植物タンニン100%で鞣した革を使っています。
表面は通常のスムースレザーとは違い、銀面を起毛させ、さらにオイルを通常の革の倍以上入れることにより、非常に早い革の経年変化(エイジング)を楽しむことができます。
↑経年変化前
↑経年変化後
店頭に並べられた革製品は、まだ“未完成”なものです。
時間をかけて、ゆっくりと唯一無二のものへと育てていくのです。
また、革を作る段階でたっぷりとオイルを含ませてありますので、オイル塗布は不要です。基本的にはお手入れは不要ですが、強いて言えば馬毛のブラシなどの固めなブラシでブラッシングをしていただくことをお勧めしております。
可能な限り毎日お使いいただくことが最高のお手入れです。
少しでも革を育てる楽しさを皆さまにお伝えできたらと思っております。
ぜひ一度、BORSACASAの商品をお手に取っていただけたら幸いです。