FACTORY

35年以上続く日本の製造メーカー工場は、まさに秘密基地
年季の入った道具や機械が並ぶ、広い工場から ものづくりは始まる。

1F


古い機械が並ぶ
裁断スペース

1F工場
35年以上かけて少しずつ増えてきた機械は、今ではなくてはならない大切なもの。歴史を感じる機械に囲まれたのが1Fスペース。
35年以上使い続け、現在もなお現役で動いている機械も多い。プロの現場という緊張感を常に持ちながら、黙々と作業に打ち込む。
整列された刃型は圧倒の数。一つとして同じものはない。製品によって精巧な刃型を使い分け、革の状態を見極めながら裁断していく。
ときには包丁を使い手裁ちも行う。革の上に置いた型紙の輪郭をなぞりながら、正確に裁断していく。
包丁をコントロールし、正確に切るには確かな技術と集中力が必要である。
刃型
プレス

2F


ミシンがずらりと並ぶ
組立て・縫製スペース

2F工場
革漉き、組立て、縫製、全ての工程において、根底には長年の鍛錬で培った感覚と経験が光る。
ミシンひとつにしても、糸の太さ、縫う場所によって5種類のミシンを使い分ける。
もちろん、1つのミシンでも可能ではあるが、やはり工程に合ったミシンを選ぶことでクオリティは上がっていく。
ミシンや革漉きにおいても、自分たちで作るパーツは多い。
やりたい事を実現するために、改良を重ね、パーツひとつ代えが利かないものになっていく。道具や機械を知るのは、とても大切なことである。
糸金具
腕ミシン
ALL HANDMADE
全部自分たちだけで作る、手作り革製品
BORSACASAの革製品は一つひとつ職人の手仕事で完成していきます。 一つのバッグが完成するまでには、数え切れない工程が存在しますが、自社工房で一つ一つ時間をかけて大切に製作しています。 機械による大量生産でなく、全て手作業で進める製品作りは工程数も多く、一つのバッグを生み出すまでに何十回も試作を重ね、完成させることもあります。 効率化とは程遠く、どうしても時間はかかりますが、自分たちの納得のいくものづくりを再現しています。 ちょっとしたディテールにまで見えないこだわりを詰め込んでいるので、革製品がお好きな方はもちろんのこと、本物志向な目が肥えた方にも分かって頂けるクオリティを大切にしています。
  • 糸金具
  • 腕ミシン
  • 糸金具
  • 腕ミシン
  • 糸金具
  • 腕ミシン
自社生産だからこそ、できる商品がある。
BORSACASAのものづくりは、型紙、裁断、縫製、仕上げまでを一貫生産しています。だから何回でも何十回でもサンプルを作ることが可能です。 そして納得できる仕上がりになるまでやり直しができる。これこそが、最大の強みだと思っています。 型紙ひとつ、数ミリ違うだけで、納得いかない事も多く、それによって全体がまた変わります。 革の厚みもコンマ何ミリの違いが、カタチになると大きく影響してきます。糸の太さ、縫うときのピッチまでも計算しています。 試行錯誤できる環境がBORSACASAにはあります。 だからこそ、納得いくクオリティのものが出来上がります。 この環境でないと私たちが納得いくものづくりをすることが出来ません。 大型の機械や数多くの種類のミシンは私たちにとっては欠かせません。私たちが行っているのはレザークラフトではなく、BORSACASAが納得できるクオリティの本物志向の革製品を手間暇かけて自社で一貫して一つひとつ丁寧に作っています。
バッグメーカーだからこそ、たくさんの素材、金具、道具、機械を見て触って感じてきました。
どんなことも知識がないと判断することはできません。
様々なものを見て、感じてきたからこそ、分かることがあります。
その経験を大切に、時代に流されず
私たちしか出来ない35年以上続く特別なものづくりで、これから先も革製品を作り続けていきます。