知ってほしいこと
BORSACASAの製品には、ボルサカーサらしさがあります。
一般的な革製品とは違い、同じ商品でも革の表情に個体差があります。
革のキズ、シワ、色味などに違いがあります。
だからこそ、同じ商品でも一つとして同じ見え方の商品は生まれません。
それがBORSACASAが大切にする、こだわりになります。
革製品は、出来る限り毎日使っていただくことで、革が馴染み風合いも増していきます。この毎日使って頂くことこそが、何よりも大切なお手入れ方法だと考えております。革製品のお手入れは少し大変というお声を聞くこともあります。しかしそれは革によって全く違います。ボルサカーサで使う革は、革を作る段階でたっぷりとオイルを含ませてありますので、オイル塗布は不要です。逆にお手入れは何もしないで下さいとお伝えしています。可能な限り毎日使って頂くことが最高のお手入れです。

血筋や傷
表面加工を出来るだけ抑え、自然の表情を最大限生かした革の仕上げを行っています。血筋や傷など自然の跡が革にはあります。可能な限りで目立ちにくいパーツでの裁断をしますが、大きめのトートなどは胴体部分に入ってしまう事が多々ありますが、裁断のプロが見て確認し、強度などで問題ないと判断した場合は、血筋や傷が入ります。自然の革を使う以上は血筋や傷が有るものだとお考え下さい。製品を使っていくうちに色に深みと艶が増し、傷もまたあなただけの製品に変化していきます。

シミ
生きていた革だからこそ、元々についているシミがあります。このシミも革を作る段階での仕上げ方法で全て綺麗に消してしまう事も可能ですが、弊社が使う革には敢えてしていません。革らしさを生かし、使い込む程に革が変化する事を一番に考えているためです。色ムラも同様になります。シミや色ムラも植物タンニン100%の革の証だとお考えください。

色ムラや色落ち
より自然のままで革の仕上げを行う為、染色もまた昔ながらの自然素材による手法を用いています。この方法こそが、良い革を作るためには欠かせません。しかしながら、その為に摩擦や水濡れ等によって革からの色移りが発生することがあります。
※淡い色の衣服でご使用いただく際には、色移りにご注意ください。

デシ数の刻印
一枚の革に一箇所のみ、革の大きさを示すデシ数が刻印されています。革の裏面(床面)が見える製品には、稀ではありますが刻印が入っている場合があります。(刻印有無の選択は出来ません)非常に貴重な印ですので、大切に思って頂ければ嬉しいです。
※デシ数の刻印は、その都度、字体や色も変わります。
お使い頂く限りの修理を行います
丈夫で長く使えるモノ作りを心掛けていますが、どうしても修理が必要になる時もあります。
お使いの製品を確認させて頂き、その状態に合った方法で作り手が丁寧に修理いたします。
使用年数に関わらず、お使い頂く限り、出来るだけの修理をお受けいたします。